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映画「太平洋の奇跡」

ここでは、「映画「太平洋の奇跡」」 に関する記事を紹介しています。
私の父は昭和21年末に旧満州から栄養失調状態で帰還した。翌年私は生まれた。
そして34年前に他界したが、その間父は戦争の話を一切しなかったし聞いたことがない。
戦争のことに触れることもなかった。

さて、この映画- 太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-は
太平洋戦争の激戦地サイパン島で、わずか47人の兵力で4万5,000人ものアメリカ軍を翻弄し続け、
敵軍から畏れられた実在の日本人兵士、大場栄大尉の実話をもとにした戦争ドラマ。

私が生を受ける3年前のお話である。
酷評nebaneba映画」同時掲載
001太平洋の奇跡  002太平洋の奇跡
物語
太平洋戦争末期。1944年6月。陸軍歩兵第18連隊、大場栄大尉(竹野内豊)は、
日本から2000キロ余り離れた北マリアナ諸島サイパン島へ送られる。

当時日本の統治下にあったこの島は軍司拠点としても重要な位置を占めており、
島を死守することが大場たち日本陸軍43師団守備隊に課せられた最大の使命だった。

だが、この時点で既に日本の劣勢は明らかになりつつあり、
圧倒的な兵器・兵力差のもと、アメリカ軍の上陸を簡単に許してしまう。

サイパン守備隊幹部は日本軍玉砕命令の後自決。
アメリカ軍の捕虜となることを恐れた民間人が次々と崖から飛び降り自殺する悲惨な事態へと発展する。
003太平洋の奇跡  004太平洋の奇跡

軍から離れ戦うやくざ者の一等兵、堀内(唐沢寿明)と共同戦線を張り、
サイパン島中部にそびえる最高峰タッポーチョ山に潜み、アメリカ軍への抵抗を続けていく。

その神出鬼没の部隊を統率する仕官を畏敬の念を込めて“フォックス”と呼ぶようになっていく。

大場隊とアメリカ軍の戦いは続き、フォックスの存在に業を煮やした上層部が遂に大掃討作戦を敢行。

以上映画資料より編集

005太平洋の奇跡  006太平洋の奇跡
完走
「その粘り強さと類まれな統率力から、アメリカ軍に“フォックス”と恐れられた大尉」・・と
解説にはあるが、私はこの映画を見る限りでは、フォックスというより、ドブネズミ的戦いを強いられた
日本軍の犠牲者としか映らなかった。

ラストで投稿するシーンでは、ここまで軍国教育を受けさせた側の軍上層部や政治に憤りを感じ
涙が出た。「サムライ」大場大尉の投降シーンは見ものでる。

やくざ者の堀内一等兵を演じる唐沢寿明が、スキンヘッドであることの不自然さはマイナスの見どころ。

009太平洋の奇跡  012太平洋の奇跡
さて、この映画を観終わってこれは太平洋の「奇跡」ではなく、戦争の「軌跡」である。
そして、わが父が戦争のことを「一切語らなかった」というより「思い出したくもなかった」で
であろうと思うとまた泣けた。

戦争に正義はない。ここまで国民を追い詰めた教育の怖さもと責任はどこに・・・。
日本人全員に見ていただきたい映画として、「nebaneba文部省」は推薦する。

この写真は幼い頃  img013.jpg
父のアルバムで見た時、怖いと思った軍刀を持つ父の軍服姿である。
この記事へのコメント
おはようございます。
キツネと言えば「砂漠のキツネ・ロンメル」を思い出します。
数年前に『地獄のX島で米軍と闘いあくまで生き残る方法』
と言う本を読みました。

見ておきたい映画です。
2011/02/18(金) 06:42 | URL | しゃあ あずなぶる #-[ 編集]
その「きつね」のイメージはありません。
むしろモグラかドブネズミでしょう。
敗戦国日本人として、戦争がいかに愚かで悲惨あったか
確認しておくべき映画でしょう。
2011/02/18(金) 07:29 | URL | nebaneba #-[ 編集]
十数年ほど「フォックス・ハンティング」は、ご無沙汰です。

明日は宜しくお願い致します。
楽しみです。
2011/02/18(金) 13:15 | URL | しゃあ あずなぶる #-[ 編集]
戦争は破壊に次ぐ破壊です。物も環境も、人も。その後遺症は悲惨です。
私は10代半ばで機銃掃射で狙われ逃げ回り、艦砲射撃の恐ろしさも体験しました。
多くの方の死に対しても良い政治をして欲しいものです。
nebaneba さま お薦め下さり有難うございます。
2011/02/20(日) 14:04 | URL | 相子 #-[ 編集]
「フォックス・ハンティング」なる高尚なゲーム
わたくしには経験無いのですが・・・・
狐狩りの標的は無線発信機を追いかけるのですね。
大場大尉は自らが投降しました。
その無念さに共感。
2011/02/20(日) 18:55 | URL | nebaneba #-[ 編集]
> 機銃掃射で狙われ逃げ回り、艦砲射撃の恐ろしさも体験しました。

相子様の相子様の体験を語りつがれる語りつがれることを
望みます。
2011/02/20(日) 18:57 | URL | nebaneba #-[ 編集]
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