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映画「ヴィヨンの妻」~桜桃とタンポポ~

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大宰治と言えば「走れメロス」しか知らない私が大宰治の「ヴィヨンの妻」「思ひ出」「灯篭」「姥捨」「きりぎりす」「桜桃」「二十世紀旗手」をもとにしたという映画「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」を観た

001ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~  002ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~
ストーリー
戦後の東京で、才能がありながら放蕩三昧を続ける小説家・大谷(浅野忠信)を健気に支えて暮らす妻の佐知(松たか子)。

貧しさを忍びつつ幼い息子を育てていたが、これまでに夫が踏み倒した酒代を肩代わりするため椿屋という飲み屋で働き始める。

佐知は水を得た魚のように生き生きと店の中を飛び回り、若く美しい彼女を目当てに通う客で椿屋は繁盛する。そんな妻の姿を目にした大谷は、いつか自分は寝取られ男になるだろうと呟くのだった。


004ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~  005ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~
完走
やがて大谷は広末涼子演ずる女と心中するのだがお互いに死に切れない。
そんな究極のダメ男である夫の不始末を常に受け止め、現実的に対処してゆく妻・佐知を演ずる松たか子の女のしなやかな強さと哀れさを見せてくれた。

007ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~  008ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

室井滋 と伊武雅刀 の椿屋の店主夫婦が渋い
広末涼子 は大根ながら汚れ役を消化できたようだ。
妻夫木聡 彼の持ち味をそのままの演技で若い実直な青年を演じていた。

009ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~  010ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~
富士には月見草が・・・・・とかの太宰文学のテーマは私にとって重い。
太宰ファンには申し訳ないが戦後の時代背景があるのかもしれないがブルーに染まるのはわたしにとっては耐え難い。

この記事へのコメント
私は、太宰の小品(「魚服記」)などが好きですが、もし実際の太宰に会ったら、掴みかかって殴り倒したいほど、こいつは、生意気で気にくわない奴だと思います。

大嫌いです。
でも、引かれますね。

最近、若い人たちから太宰の人気が高まっているとのこと。

nebanebaさんが以前に取り上げられておられた多喜二と相まって、私も、いったい何故なんだろうか、時々考えているところです。

一種の「サボタージュ」なのかなあぁと思います。
社会に対するサボタージュ。

今年は、太宰を読み直そうと思ってます。
2009/10/23(金) 09:39 | URL | 断腸亭髭爺 #mQop/nM.[ 編集]
断腸亭髭爺 さま
実は私も太宰治に対してはなぜか怠惰な男のイメージがあって
この歳になるまで真剣に読んだことがありません。
第一、あの着物姿の肖像がわたしは気に入らない
そんなで最近のブームが理解できないでおります。
かといって断腸亭髭爺 様のように読み返す気も無い。
すみません。私も怠惰な男かも知れません。

この映画でも松たか子扮する妻がなぜこんな男の
女房になってしまったのか太宰とオーバーラップして
いらいらしながらみてました。
太宰文学は難解です。
2009/10/23(金) 15:52 | URL | nebaneba #-[ 編集]
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