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映画「デンデラ」

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『年を取ることは罪か。罪ではねえ。年寄りは屑か。屑ではねえ。人だ!』

70歳を迎えると老人をうば捨てする風習が残る山間部で、50人の捨てられた老婆たちが力を合わせて、再び生きるための戦いに身を投じていく衝撃の人間ドラマ。

339056_001デンデラ  339056_002デンデラ
物語
極寒の山村で70歳を迎えた斎藤カユ(浅丘ルリ子)は村のおきてに従い、
うば捨ての場所であるお参り場へと向かう。

力尽きて倒れたカユが目覚めると、カユよりも前にお参り場へ捨てられた老女たちが目の前にいた。
彼女たちは“デンデラ”という共同体を作り、自分たちを捨てた村人に復讐するため老婆が集まるのを待っていたのだった。

30年前に山へ捨てられたが生き残りデンデラを作った三ツ屋メイ(草笛光子)
カユは丁度50人目のデンデラ入居者。時が満ちたと感じたメイは計画の実行を宣言する。
しかし一刻も早く極楽浄土へ行きたいと願っていたカユ。

椎名マサリ(倍賞美津子)は復讐より自分たちが冬を生き延びるための食糧を蓄えるべきだと主張。
カユの親友だった黒井クラ(赤座美代子)は元々体が不自由で早く神に召されたいと願っていた。

狩猟のエキスパートで、現実的に物事を見つめて行動する浅見ヒカリ(山本陽子)。

やがてメイの計画が機を熟し始めた頃、カユの気持ちを変える衝撃の事件が持ち上がる。
再び生きる気力を取り戻したカユが向かう先に待っていたものとは?

【 キャスト 】浅丘ルリ子 倍賞美津子 山本陽子 草笛光子 山口果林 赤座美代子
              ・・・・ベテラン女優陣たちが集結。夢の競演ともいえる

以上映画資料より編集
339056_003.jpg  339056_004デンデラ 
完走
一度は、死ぬために捨てられた老女50人。
「楢山節考」の後日談的な色合いも持っている。テーマは重い。


熊と雪崩に襲われながらの凄まじい生への戦いがある。

339056_006デンデラ  339056_009デンデラ

子供等に捨てられた老婆は運命としての死を、素直に受け入れてはいなかった。
人間にとって生きるとは、老いるとは何かを問われる。答えは無い。重い。

劇中でメイは『年を取ることは罪か。罪ではねえ。年寄りは屑か。屑ではねえ。人だ!』と叫ぶ。

339056_010.jpg  デンデラ339056_007
とにかく豪華な出演女優陣の顔ぶれだが、迫真の演技にその華麗さは微塵も無い。
美人女優が皺皺のメイクを施すことでよりその女優が女優としての厚みを増して見える。

彼女たちが必死に生きる姿生命力は、厳しい日本の現状と向き合せようとしているかに感ずる。
70歳から始まる「新たな人生」をどう戦い抜くかだね。

お勧め度 60%
60歳以上は必見

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