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ボタな自転車海苔

ロードレーサーnebaneba
ボタリングロード暦5年余
育ち盛りの自転車海苔・・今後の成長に乞うご期待 
誘拐犯の裁判シーンから物語りは始まる。
誘拐犯の女と誘拐された少女との逃亡劇と、その後の二人の運命を描いた、心のサスペンス。

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ストーリー
子どもを身ごもるも、相手が結婚していたために出産をあきらめるしかない希和子(永作博美)はその相手の男の妻の赤ん坊を誘拐して逃亡する。

しかし、母娘としての幸せな暮らしは4年で終わる。
さらに数年後、本当の両親にわだかまりを感じながら成長した恵理菜=薫(井上真央)は大学生になり、
家庭を持つ男の子どもを妊娠してしまう。

一方全く落ち度のない“被害者”である本当の母親は、その許されぬ「母娘」をことあるごとに罵倒する。

娘、恵理菜=薫の心の葛藤を描く
 以上映画資料より私見で編集。
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完走
全てのシーン全ての台詞が鋭く胸を突き刺す。
プロローグからエピローグまでこの映画の全てがクライマックス。
心休まらないままラストを迎える。これぞサスペンス。

綺麗で計算された画角、計算されたストーリー。動画でありながら全て静止画を印象する。
これは幻燈か。
決定的静止画はラスト小豆島の写真館の暗室での定着液から浮かび上がる。
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サスペンス。そして余韻。
「余韻」こそ映画の持つ特権、その余韻をたっぷり感ずることができた。

蝉は地上に出て7日しか生きられない。
でももし8日まで生きることができた蝉がいたらどうか。

千草役の小池栄子が力量以上の背伸びの演技をしていたのが痛々しい。
背中を丸くした陰のある部分を精一杯演じていた。

恵理菜=薫役の井上真央は終始さめた演技を見せるがラストに本音を吐く。
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非日常の画面やストーリーでありながら、久々に胸に打つ台詞やシーンが連続する。
ラストまで決して眠らせないし、息を止めて見入る。必見の価値あり。
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